利用者の声

るりはりとの出会い

障害発症の経緯

子供の時から、言葉の発達に遅れがあったり、理解をするのに時間がかかったりしていたため、周りとの違和感を感じていました。

小学5年生の時の健康診断で、「聴力に変動があるから耳鼻科を受診してください」と言われ、通院を重ねたところストレスからくる聴力の変動ではないかと診断を受け、大きな病院を紹介していただきました。

聴力検査や知能検査を何回も受け、当初は精神の疑いと言われておりましたが、最終的に、中学3年生の時に知的障害という診断を受けました。

最初は納得！と思いつつも、どこか自分の中で、この障がいを受け入れられない自分がいました。

今まで障がいを隠さないといけない環境に身を置いていたため、同じ障がいのある方と接点がなく、高校で特別支援学校に入り、初めて同じ障がいを持った同級生と出会いました。

私を受け入れてくれる人、認めてくれる人が居ることに気づき、自然と障がいを受け入れられるようになり、ここでは隠さなくて良いんだと思うと、気持ちが楽になったのを覚えています。

通所前に抱えていた悩み

会社で働き、4年半。仕事のミスもほとんどなく、毎日業務に取り組んでおりましたが、自分の中で様々な違和感を感じていました。

周りと比べるのも良くないことはわかっていたものの、比べれば比べるほどその違和感が鮮明になり、悩む時間が増えていくうちに体調も悪化し、本格的に転職を考えました。
ただ、会社を辞めるには、勇気が必要ですし、転職ができるくらいの有休は残っていないし、休職も考えましたが、罪悪感と後悔を感じそうで…当時一人暮らしもしていたため金銭面の心配も拭いきれずにいました。

退職をするのか、仕事を持ちながら転職をするのか、るりはりに通所して転職をするのか。どれもメリットデメリットがある中で自分にとってどれが一番良い選択になるのかをずっと考え、悩んでいました。

るりはりに通おうと思ったきっかけ

るりはりを見つけたのは、Twitterでした。無料相談も行っていると記載があり、疑いながらもクリック。るりはりの公式LINEを紹介していただき、無料相談会を希望致しました。

LINEを通して、沢山悩みを聞いてくださり、通所するかわからない状況の中でも、アドバイスや相談の時間をとっていただき、ここでなら安心して通うことができそうだなと思いました。
当時は、会社を辞めずに転職活動をするのが理想と考えていたため、エージェントも視野に入れ、面談を申し込みしましたが、体調が悪い方はお断りします、求人は紹介できません等言われてしまいました。

ですがるりはりは、断ることなく温かく受け入れてくださり、この繋がりを大切にしたいと私の中で思い入るきっかけとなりました。

るりはりではどういう訓練を行った

自分と向き合う心理教育ACTやAIM、PC技術向上のための業務訓練、得意苦手がわかるMWS、集団で作業をする集団模擬就労など

るりはりに通って良かったこと、できるようになったこと

今まで自分自身の悩みを人に話すことがなく、一人で悩んでいることが多かったのですが、毎日の振り返りや毎週金曜日の振り返りを通して相談できるようになり、
その中で自分の性格や障がいの特性を改めて分析し、色々な手段を知ることができました。