困ったら相談しやすい環境で、悩みやストレスへの対処方法がわかりました。
T.I(20代後半男性)
- 障害名
- ADHD
- 訓練期間
- 1年10か月
- 就職先
- 鉄道業界
- 事業所
- るりはり大宮
るりはりとの出会い
障害発症の経緯
学生時代に人間関係で悩んでいて、相談室に行ったところ、病院への受診を勧められ、受診をしました。しかし、なかなか診断がつかないまま高校生になり、高校時代に始めたアルバイトが長続きせず転々としていた頃に、通院先の主治医にADHDと診断を受けました。
通所前に抱えていた悩み
前職で人間関係の悩みがあり、誰にも言えずストレスを溜めすぎてしまうあまり体調を崩して退職をしたので、このまま就労移行に通所してもまた長続きしないんだろうなと思っていました。
るりはりに通おうと思ったきっかけ
退職後、障害者総合支援センターに行ったときパンフレットを見せていただいたのがるりはりでした。自分がどうして人間関係が苦手なのか、どうしたらストレスを溜めずに仕事できるかを知るためにるりはり大宮に見学に行きました。見学当日、先に面談をすることになり、スタッフの方が話を聞いてくださいました。明るく気さくに話しかけてくださり、もしかしたらここで学べば自分が悩んでいたことが解決できるかもしれないと思いました。また、それぞれの特性に合ったプログラムや適職がわかるプログラムが用意されており、自分の自己理解にも繋がりそうだと感じました。
るりはりではどういう訓練を行った
ADHDの特性でもある、思いついたことを突発的に行動する部分を緩和するために、関係フレームというプログラムを個人的に組んでいただき、行動する前に立ち止まって考える練習や、先のことを考えて行動する練習を行いました。また、心理教育を行うことで、人間関係の悩みやストレスを溜めすぎない方法を学びました。
るりはりに通って良かったこと、できるようになったこと
困ったら相談しやすい環境で、一人ひとりに向き合いしっかりと話を聞いてくれることや、心理教育を行うことで、悩みへの自己対処の方法がわかり、ストレスへの対処方法が増えました。自分の特性である衝動性の部分が関係フレーム訓練のお陰で緩和されました。
最後に
るりはりをおすすめするならどんな人がいい?
就職したいけど、自分の障害により就職が難しいと考えている方におすすめしたいです。
担当支援員から一言
“最初は人間関係のストレスから、なかなか安定して仕事を続けるのが難しいとご相談に来てくれました。まず自分がストレスを感じていることに「気づく」練習から始め、落ち着いて自分の状態に気づき、ストレスへの対処方法を実践していくことができるようになりましたね。 また、自己理解をしっかりしたことで、ご自分に合った企業に就職することができました。 何事も一生懸命取り組むTさんの強みが、就職先でも活かされると思います。 しっかり相談もできるようになりましたので、働いた先で困ったことがあれば、就職先の担当者やるりはりにご相談ください。 今後の活躍を応援していますね!”
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