利用者の声

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就職について困ったことがある方は怖がらずに気軽に相談してみてほしいです。

K.T(30代男性)

障害名
ASD、ADHD
訓練期間
2年
就職先
製菓業界
事業所
るりはり大宮

るりはりとの出会い

障害発症の経緯

就職してから報連相が上手く出来ず、仕事の面でミスが多いこともあり、毎日上司に怒られていました。
不安や思い込みが強い性格もあってか、人間関係に苦労した結果、転退職を繰り返しました。
周囲の人と比べてみて、コミュニケーション面での苦手さなどがあることに気づき、受診をした結果、発達障害との診断が出ました。

 

通所前に抱えていた悩み

これから仕事に就けるのかということと、自身の障害に対して、周囲からどのような目で見られるのかが気になりました。
また、障害についてあまり理解できなかったり、受け入れられなかったりし、不安な気持ちになりました。
就労移行支援事業所のことをインターネットで知りましたが、どのような場所なのかということと、
通所する意味があるのかということがわからなかったことも不安でした。

るりはりに通おうと思ったきっかけ

通所前に一度受診し、診断の結果を見て将来のことに不安を感じたことで、インターネットで自身の症状を検索したところ、
就労移行支援事業所についての情報が出てきました。るりはり大宮のサイトを見つけ、自宅からの距離も近かったため、
問い合わせをしてみました。実際に見学をしてみて、障害者雇用について知ることができ、そのような働き方ができる可能性があると思ったことや、
今後の就職のサポートを受けられそうと思ったことで、通所することを決めました。
説明を聞いて、るりはりで様々な訓練を受けることにより、自分の得意・不得意が発見できると思いました。


るりはりではどういう訓練を行った

嫌な記憶や癖を考えすぎないように心理教育を受けたり、皆でコミュニケーションワークをし、
自発的な発言や質問への苦手意識を減らす訓練を受けたりしました。また、MWSというPCや事務作業等の作業訓練を行うことにより、
自分の得意、不得意がわかるようになりました。それから、パソコンを使用する仕事に就くことも想定していたため、
ExcelやWord等のPC訓練を受け、パソコン操作の仕方を学ぶことができました。


るりはりに通って良かったこと、できるようになったこと

通い始めのころは体調が安定せず、休んだり早退したりが多かったですが、
通院をして定期服薬を始めたことにより、睡眠が十分に取れるようになり、生活リズムが安定してきました。
また、るりはり大宮が安心して通所できる環境だったこともあり、体調が徐々に安定してきました。訓練については、
発言や質問への苦手意識がありましたが、コミュニケーションワークなどのプログラムをすることにより、
コミュニケーションへの苦手意識が薄れ、報連相ができるようになりました。


最後に

るりはりをおすすめするならどんな人がいい?

支援者の方々が話しやすい雰囲気で、仕事のことや、体調の相談も親身に聞いてくれるので、
就職について困ったことがある方は怖がらずに気軽に相談してみてほしいです。
また、自身の体調に合わせて通所日数を相談できるところも、おすすめできるポイントです。

担当支援員から一言

通所をすること以前に、障害に対しての不安も多くあったかと思います。
その中でるりはり大宮に通所を決め、自己理解をしながらここまで訓練をし、就職を決めることができました。
作業の訓練だけでなく、通院をして服薬を調整し、生活リズムを安定させることから始まり、落ち着いて通所できるようになりましたね。
様々な葛藤もあったかと思いますが、進むべき方向に向かって通所を続けたことで、就職まで繋がりました。
Kさんの「継続する力」は仕事だけでなく、今後の人生にも強みとなっていくと思います。今後の活躍を応援していますね!